留学体験記シリーズでは様々な留学先での先輩の経験をシェアしています!
今回はイギリスのダラム大学編です!
1. 自己紹介
私は東京で生まれ育ち政治経済学部の国際政治経済学科に在学中です。現在イギリスのダラム大学(Durham University)に1年間交換留学しています。小学校から日本の学校で学びましたが、中学生の時に2年間イギリスに留学し帰国した後に日本の高校を卒業しました。
2. 出願スケジュール
交換留学の学内選考の出願が10月の終わりにあったため、それに向けてIELTS,GPA、出願理由書などを準備しました。志望校すべてをイギリスの大学に絞ったためIELTSだけを夏休み中に受験しました。過去問や単語帳をゴールデンウイークくらいから少しずつ勉強をはじめて、イギリス留学に必要なスコアーを取得しました。
政治経済学部の1年次は取得可能単位のほぼ全てを必修科目が占めているため、高いGPAを取ることに苦労しました。2年生の夏からの留学では1年生の春学期のみのGPAが求められるため、1年時はなるべく良い成績がとれるよう努力しました。
3. その大学に決めた理由
私がダラム大学に決めた理由はダラム大学が日本の大学環境とは全く異なると知ったからです。ダラム大学はイギリスで3番目に古く、オックスブリッジと同じカレッジ制を採用しており、カレッジごとにフォーマルディナーなどのイベントが開催されます。このハリーポッターのような生活は日本の大学生活では経験することができないと思いダラム大学を選びました。また、ダラムはイギリス北部に位置する小さな町に大学の施設やカレッジが点在しているため、生徒同士の距離が近く物価もロンドンほど高くないため生活しやすいのではないかと思い選びました。
4. 実際の留学先の特徴
ダラム大学を選んで良かったと感じる点は、やはり大学での伝統ある生活です。私が属したカレッジが2番目に古いカレッジだったということもあり、毎週金曜日に寮のダイニングホールでガウンを着用するフォーマルディナーが開催され、2週間に1回は友達と参加していました。また、各ターム1回はボールと呼ばれるタキシードで参加するパーティーも開催され、まさにイギリスならではの生活を送ることができました。カレッジごとにパブがあるため、毎週カレッジのパブを回るというのもダラム特有の遊び方だと思います。
良い点の最後はダラムに限らずヨーロッパ留学全般に言えることですが、ヨーロッパ各地にすぐに旅行に行けることです。ヨーロッパでは格安航空サービスが充実しているため、イギリスからヨーロッパ各地に往復1万円以下で約2時間で行くことができます。私もダラムから友達とモロッコに行ったり、早稲田からヨーロッパに留学している友達とイタリアやスペイン、ドイツ旅行に行きました。
悪い点はあまりありませんが、強いて言うならば、町が少し小さい点と寮のごはんがあまりおいしくない点です。ダラムは町にある一本の道にスーパーマーケットを含めた大半のお店が集結しており、それ以外の地域には住宅以外ほぼなにもありません。生活用品などを買うのにはとても便利ですが、東京で育った私にとっては大都会が少し寂しくなる時もありました。そのため時々ダラムから一番近いニューカッスルという都市やロンドンに友達と遊びに行きました。
私の寮は3食ご飯が提供されましたが、日本のごはんに比べてあまりおいしくありませんでした。寮のご飯は全体的に量が少なく、味がしない印象です。特に大学生の男子にとっては鶏もも肉1つとポテトとサラダといった典型的な寮のご飯では足りず、みんな食後にスーパーで買ったお菓子やサンドイッチを食べていました。
ダラムはとても小さな町であるため比較的治安は安定していると感じました。夜中や早朝に1人で歩いても安全でしたが、町の中心で地元の人による警察沙汰のトラブルなども発生していたため、少し注意は必要だと思います。地元の人から通りすがりに差別的な発言をされることもありましたが、身の危険を感じるようなことはありませんでした。アジア系スーパーがあったため、日本食が恋しくなった時にはお米や餃子を購入していました。レストランも点在しているため、時々外食もしていました。
5. 授業について
留学生は年に6教科(最大3コースに跨いで)受講することが可能なため、政治、経済、ビジネスの教科を受講しました。1週間に1回講義があり、そこで学んだことをもとに少人数で毎週開催されるセミナーに参加していました。特に政治の授業では日本語で学んでも難しいトピック(資本主義の原理、比較政治学など)を学んだため理解するのが大変なコースもありました。
経済やビジネスのコースは早稲田で学んだ数学的な手法に比べてより理論的及び実践的な手法を学びました。例えば、行動経済学では消費者の行動理論に従った新たなビジネスモデルをグループで考えるなど、セミナーを中心にグループで議論する機会が多かった印象です。
6. 参加してたクラブ、コミュニティ
私は二つのオーケストラ、カレッジのテニスチームに所属していました。早稲田でも交響楽団に属しておりバイオリンをイギリスでもなるべく演奏したかったためオーディションを受けました。各オーケストラ毎週1回リハーサルがあるため週に2回は最低演奏する機会があり、各タームに1回コンサートもありました。指揮者やソリストもすべてダラム大学生でありながら、世界遺産のダラム大聖堂でラフマニノフのピアノ交響曲を弾けたことは良い思い出です。今タームの最後にはポルトガルへの演奏旅行も開催されます。
カレッジでのテニスは主にサマータームに開催され、他のカレッジと対戦します。私の寮にはテニスコートがあったため、毎週友達と練習をしていました。
ダラム大学はサークルが活発で練習に加えてサークルごとに毎月イベントが開催され、カレッジバーを回ったり、コスプレパーティーなどが開催されます。サークルによってはボールも開催されるため、サークルは友達を作るのにとても良い環境だと感じました。
7. 最後に一言!
イギリスの伝統的な大学生活を送りたい方にはダラム大学がとてもおすすめです。小さい町にある学園都市なので生徒同士の距離も近く、充実した留学生活が送れると思います。休暇中や試験後にはヨーロッパ各地に旅行に行くこともおすすめします
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