【英語圏以外】への留学を考えている人、少しでも興味がある人へ。
留学準備ではつい「まず英語!」となりがちですが、いざ生活が始まると、英語だけでは詰まる場面が意外と多いかもしれません。役所の手続き、日々の買い物、友達づくり…。こうした“日常の壁”を乗り越えるとき、第二外国語が助けになることがあります。
とはいえ、早稲田で第二外国語を履修しようとすると、
「どの言語を選べばいい?」「留学に本当に役立つの?」
と悩む人も多いと思います。
この記事では、
① 早稲田で取れる第二外国語の授業・制度
② 留学生アンケート結果:「第二外国語は本当に役立つの?」
の順にまとめます。
1:早稲田で取れる第二外国語の授業・制度
早稲田では、多くの学部で第二外国語の履修が必修になっています。
ただし、第二外国語の履修方法は1つだけではなく、主に3つあります。ここではそれらを紹介します。
1-1 所属学部で開講されている言語を選ぶ
まず最初におすすめなのは、自分の所属学部で開講されている言語の中から選ぶ方法です。
履修の仕組み・時間割・単位認定が分かりやすく、最も一般的な履修方法だと思います。
例:国際教養学部
フランス語/ドイツ語/スペイン語/中国語/ロシア語/朝鮮語 の6言語が設置されています。
1-2 GEC(グローバルエデュケーションセンター)の科目を取る
二つ目の手段は、GEC(グローバルエデュケーションセンター)が提供する語学科目を履修する方法です。ここが魅力的なのは、学部では開講されていない言語も学べることです。
例:GECで学べる言語
アラビア語/イタリア語/インドネシア語/スワヒリ語/タイ語/デンマーク語/バスク語/フィリピノ語/ベトナム語/ペルシア語/ポーランド語/ポルトガル語/マレー語/モンゴル語 など、かなり幅広い言語が選べます。
さらに学部によっては、GECで取得した第二外国語の単位を、所属学部の第二外国語(必修)単位として認定できる場合があります。(例:国際教養学部は認定できる。)
1-3 他学部の第二外国語を履修する
三つ目は、他学部に設置されている第二外国語の授業を履修する方法です。これは、少しマイナーな方法ですが、所属学部に上級レベルの授業がないといった理由で選ばれることが多いと思います。実際に、国際教養学部の第二外国語を履修している他学部生は一定数います。
例:文学部生だが、国際教養学部のドイツ語を履修する。
1-4 要点
早稲田で第二外国語を取る方法は、大きく分けると次の3つです。
- 所属学部の開講言語から選ぶ
- GECの語学科目を取る
- 他学部の授業を履修する
ただし、どの方法でも 「必修単位として認定されるか」 や 「履修条件があるか」 は所属学部によって異なります。そのため、履修を決める前に 自分の所属学部の履修要項・シラバス・単位認定ルールを確認した上で選ぶのがおすすめです。
2:留学生アンケート結果:「第二外国語は本当に役立つの?」
本記事では、非英語圏に留学している早稲田生を対象にアンケート調査を実施しました。ここでは、早稲田での第二外国語履修状況と、留学先で現地語がどの程度「実際に使われ、役立ったのか」を確認します。
2-1 早稲田で第二外国語を履修していた設置箇所
まず、早稲田で第二外国語を履修していた場合、どの設置箇所で履修していたかを聞きました。
結果は、
所属学部:85.7%
GEC:14.3%
でした。やはり、第二外国語は所属学部の授業で始める人が多いことが分かります。
2-2 第二外国語は留学先の現地語と一致していたか
次に、早稲田で履修していた第二外国語が、留学先の主な現地語と一致していたかを確認しました。
結果は、
一致:50%
不一致:50%
でした。つまり、留学に行く国の言語の授業を取った人は半分にとどまり、取っていない人も多いことが分かります。
2-3 留学直前の「現地語」自己評価レベル
留学直前時点での「留学先の現地語」について、自己評価を聞きました。
その結果、日常の簡単なやり取りができる人が約3分の1程度いた一方で、「0(ゼロ)」と「挨拶程度」が合計で50%を占めました。
2-4 留学先で現地語を使った頻度(授業以外:日常生活)
次に、授業以外の場面(買い物・生活など)で、現地語を使った頻度を聞きました。
結果として、「週に数回」が過半数でした。
2-5 現地語が必要になった場面
「現地語が必要になった具体的な場面」を複数選択で聞いたところ、主な結果は次の通りでした。
生活の基盤となる買い物や飲食は100%となっており、特に現地語が必要となる場面であることが分かります。交通も80%を超えており、電車やバス、窓口などでも現地語が必要になることが多いようです。一方、家探しは0%であり、英語で対応してくれる寮などが多いため、比較的安心できると言えます。
2-6 留学生活で、現地語(第二外国語)はどれくらい役立つと思うか
最後に、留学生活において現地語(第二外国語)がどの程度役立つかを聞きました。
多くの学生が「役立つ」と感じています。一方で、「あまり役立たない」と感じる留学生も一定数存在しました。
最後の一言
今回の調査から、非英語圏の留学では現地語(第二外国語)が、買い物・飲食・交通といった日常の場面で特に役立つことが見えてきました。また、回答者の多くが、現地語について「役に立つ/非常に役に立つ」と感じています。
一方で、早稲田で履修していた第二外国語が留学先の主な現地語と一致していた人は半数にとどまり、留学直前の現地語レベルも「0〜挨拶程度」が50%を占めました。つまり、非英語圏に留学している早稲田生の中でも、出発前から現地語を十分に勉強していた人ばかりではありません。この結果は、現地語が話せなくても、留学は十分成立しうるという安心材料にもなると思います。
だからこそ、第二外国語は「できないと留学できない条件」ではなく、留学生活の困りごとを減らし、経験の幅を広げてくれるプラスアルファとして捉えるのが現実的ではないでしょうか。もし今の時点で留学先の言語を勉強していなくても、まずは挨拶や買い物で使う表現を少し覚えるだけでも、留学中の安心感は大きく変わるはずです。
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