留学体験記シリーズでは様々な留学先での先輩の経験をシェアしています!
今回はカナダのトロント大学編です!
1, 自己紹介
初めまして。政治経済学部国際政治経済学科に在学中の学生です。私は留学センターのEX-Rプログラムを利用してカナダのトロント大学(University of Toronto)に1年間留学していました。生まれてからずっと日本で育ったため、今回が人生初の留学かつ海外生活となりました。
2, 出願スケジュール
私が大学の交換留学選考に申し込んだのは去年(2024年)の10月でした。この際に自分が志望する大学(10個まで)、留学を目指す目的、選択した大学の志望理由を提出します。
私は公務員試験を受けるか迷っていたため、ビザの関係上良くも悪くも留学期間がワンセメスターだけのカナダに絞りました。そのため志望大学も10枠中5枠しか埋めていません。
留学を目指す目的、選択した大学の志望理由に関してはとにかく長く書きました。字数制限超過寸前だったと思います。ただ、ここで自分が留学する意義などについて文章化、明確化しておいたことは後々かなり役立ちました。(教授に推薦書を書いていただく時や、奨学金の面接に臨む際など!)
12月に学内選考に合格したとの結果が通達され、いよいよ留学が確定しました!この結果をうけて1月から今度は奨学金への申請を準備し始めます。私が申請・受給したのは「業務スーパージャパンドリーム財団」が給付している海外留学用の奨学金です。4月末に奨学金の合格通達が届き、金銭的にも精神的にもかなり余裕が生まれました。自分がまさか奨学金をいただけるとは思っていなかったので、ダメ元だと思って出願しておいて本当に良かったです。
3, トロント大学に決めた理由
出願スケジュールでも書いた通り、私はもともと1年ではなくてワンセメスター留学を検討していたため、必然的に国はカナダに絞られていました。そしてもう一つ、多文化が入り混じる環境に身を置きたいという思いもあったため、特に悩むことなくそのままカナダの大学だけを視野に入れていました。
その中でもトロント大学を選んだのは、「せっかく1学期だけ早稲田を離れるのなら、海外の名門大学でハイレベルな授業を受けてみたい」という思いからでした。また、自分が都会と田舎なら圧倒的に都会派という理由もあります。カナダで一番の都会にあり、カナダで一番の名門大学、この条件がピッタリ合ったのがトロント大学でした。
4, 実際の留学先の特徴
トロント大学の校舎などについてはあまりリサーチをせずに現地に飛んだのですが、あまりにも大きくて衝撃を受けました。図書館で勉強してから、次の授業の教室に移動する際に15分歩くというような日もあったと記憶しています。あまりに大きいのでキャンパスの最寄り駅も複数あり、全制覇が困難なレベルの数の図書館、大学の中央にある広大な公園など、これらすべてが一つの大学とは信じられない大きさです。しかもキャンパスが合計で3つあるということにも驚きです。最初の方はひたすらgoogle mapを見ながら歩いていました。
治安については私の体感でしかないですが、留学前に想像していた「穏やかで平和なカナダ」というイメージとは残念ながら少し違いました。ダウンタウンで麻薬中毒者を見ない日はありませんし、地下鉄にもホームレスや怪しげな人はそこそこいます。一緒にルームシェアをしていた韓国人のおばさまは「ここ数年で目に見えるほど治安が悪くなった、私がカナダに来た時には地下鉄であんなに頻繁にホームレスを見ることはなかった」と言っていました。もちろん最低限気をつければ問題なく過ごせますし、私や周りの友人も特に留学中に危険な目にはあっていません。決して恐怖感を煽りたいわけではないですが、私以外にも「カナダは安全で平和」というイメージを持っている方は多いと思うので、完全に気を抜いていられるわけではないとお伝えしたいです。例えば公共交通機関だけでも、些細ではありますが「周りに変な人がいないか確認する」、「居眠りはしない」、「夜遅くに使わない」などは絶対に徹底していました。
物価は日本人からするとやはり高いです。円安😭
ですが私は自炊をしていたので頻繁に外食をする人や寮のミールプランを使う人に比べるとかなり抑えることができました。好きなものを作って食べて、1ヶ月2~3万円と言った感じです。特に果物は日本より安いことも多く、留学中のご褒美になっていました。またアジアスーパーが豊富なので他の地域に留学した子に比べて日本の食材が恋しくなることも圧倒的に少なかったです。初めての海外生活で食事が不安な学生にとってはうってつけの留学先かもしれないです。
連休の旅行に関しては、北米から抜け出す金銭的ハードルが高いので基本カナダかアメリカでした。正直ヨーロッパに留学した友達は欧州一周するんじゃないかという勢いで旅行していることも多いのでとても羨ましかったです。ですが日本からだと航空券が高すぎる都市に数万円で行けるのは魅力的でした。私はニューヨーク、ボストン、シカゴ、フロリダに友達と遊びに行きました。また、学期終了後の帰国までの間にカナダのケベックシティ、モントリオール、ナイアガラの滝に遊びに行ったりしました。おかげで日本に帰ってきてからバイトに追われていますが、どれも良い思い出です。
5, 授業について
トロント大学では4つの授業を履修していました。早稲田よりも一つの授業のウェイトが重いので、交換留学生は3~5個の授業しか申請できなかったと記憶しています。発言が求められたり、グループワークがあったりなど、大変な面も多かったですが、意外と内容に関しては早稲田で学んだことより圧倒的に難しいということもありませんでした。最大の難関が期末試験ですが、英語で長文を書かされるのでいわゆる純ジャパの私にはかなり恐ろしかったです。ただ、英語が母語ではない留学生が多いトロント大学だからこそなのか、教授たちが文法的なエラーを気にせずに内容ベースで採点をしてくれているように感じました。
6, 参加していたクラブ・コミュニティ
何か一つのクラブに根を張っていたわけではありませんが、興味のあるイベントを開催していた様々なクラブに顔を出して、いろんな人と英語で会話をするよう心がけていました。新歓の時期のクラブフェアで興味を持った編み物、世界中のお茶、お菓子作り、などに関連するクラブの活動に参加しました。また、日本文化に興味がある学生が集まるクラブには何度も顔を出しました。共通の話題が多く友達を作りやすいのでとても楽しかったです。
7, 最後に一言
初めての一人暮らし・海外生活ということもあり、出発前は不安でいっぱいでしたが、一度帰ってくると時々恋しくなるほど充実した楽しい時間だったなと感じます。
この体験記がこれからトロント大学に留学する学生の皆さんに役立てば幸いです。

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