留学が決まり、いよいよ渡航の日が近づいてくると、荷造りや各種手続きなどで慌ただしくなってくると思います。
特に初めて長距離の国際線を利用する場合、不安に感じることも多いのではないでしょうか。
今回は、実際に留学へ渡航したメンバーの経験も踏まえながら、出発前から現地到着までに気をつけておきたいポイントを紹介します。
1. 出発前に必ず確認しておくこと
✈️ 出発する空港・ターミナルを確認する
東京の場合、羽田空港と成田空港の両方から国際線が出ています。
「さすがに間違えないだろう」と思うかもしれませんが、実際に羽田と成田を間違えて飛行機に乗り遅れた知り合いがいます(笑)。
🧳 荷物の重量と航空会社の規定を確認する
預け入れ荷物や機内持ち込み荷物には、航空会社や購入した運賃によって重量やサイズの制限があります。
重量をオーバーすると追加料金がかかる場合があるため、事前に超過手荷物料金についても調べておくと安心です。
また、液体物についても、機内持ち込みと預け入れ荷物ではルールが異なります。利用する航空会社だけでなく、利用する空港の最新の案内も確認しておきましょう。
荷物の重さだけでなく、何を預けられて、何を機内に持ち込まなければならないのかも確認しておきましょう。
特にモバイルバッテリーなどは、何となくスーツケースに入れてしまいがちなものの一つです。
📄 必要書類はすぐ取り出せる場所へ
パスポートはもちろん、ビザや入学許可証、滞在先に関する書類など、入国時やチェックイン時に必要となる可能性があるものは、預け入れ荷物ではなく機内持ち込み荷物に入れておきましょう。
スマートフォンに写真を保存しておくことも便利ですが、必要な書類についてはできるだけ原本も持っておくと安心です。
🛰️ 預け入れ荷物にはAirTagなどを入れておく
国際線では、預けたスーツケースが目的地に届かない、いわゆるロストバゲージが起きる可能性もあります。
特に乗り継ぎがある場合は荷物の積み替えもあるため、万が一に備えてAirTagなどの位置情報を確認できるものをスーツケースに入れておくと安心です。
荷物が遅れている場合にも、どの空港にあるのか自分で確認できるようになります。
📱 到着直後にインターネットを使えるようにしておく
海外に到着して最初に必要になるものの一つがインターネットです。
空港から滞在先までの経路を確認したり、家族や友人に到着を連絡したりするためにも、到着直後からスマートフォンを使えるようにしておくと安心です。
まずは、日本で使っているSIMが渡航先で海外ローミングに対応しているか確認してみましょう。
対応していない場合や料金が高い場合は、数日間だけ利用できるeSIMを日本にいるうちに購入しておくのも一つの方法です。メンバーの中には、AiraloなどのeSIMサービスを利用した人もいました。
現地で長期間使うSIMを契約する予定でも、最初の数日間だけ使える通信手段を用意しておくと便利です。
2. 空港には余裕を持って到着する
「3時間前はさすがに早すぎるのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、海外渡航では思わぬところで時間がかかることがあります。
私がヨーロッパへ留学した際、チェックインカウンターでビザについて確認されました。
到着後にビザを申請する予定だったため、その時点ではビザを持っていませんでした。
そのため、航空会社のスタッフが現地の入国管理局へ確認を行うことになり、搭乗して問題ないことが確認できるまで30分以上かかりました。
チェックインでここまで時間がかかるとは想定していなかったので、早めに空港へ到着しておいて本当に良かったと感じました。
もちろん、何も問題がなければ3時間前に到着して少し暇になるかもしれません。
しかし、ビザの確認や荷物のトラブル、チェックインカウンターや保安検査場の混雑など、海外渡航では予想外のことが起こる可能性があります。
少し時間を持て余すくらいの方が、焦りながら搭乗口へ向かうよりずっと安心です。
また、保安検査場で荷物を受け取る際には、トレーに何も残っていないか最後に確認しましょう。
3. トランジットは余裕を持って
航空券を予約する際は、料金や到着時間だけでなく、乗り継ぎ時間にも注意しましょう。
空港や航空券によって必要な時間は異なりますが、個人的には乗り継ぎ時間が2〜3時間程度あると安心です。
特に注意したいのが、乗り継ぎ空港で入国審査が必要になる場合です。
例えば、
という経路で移動する場合、フランクフルトでシェンゲン圏に入るため、フランクフルト空港で入国審査を受けることになります。
私はヨーロッパへ留学した際、このことを十分に考えず、入国審査を伴うフランクフルト空港での乗り継ぎを約1時間で行おうとしたことがあります。
ところが、入国審査場に到着すると長い列ができており、次の飛行機の出発時刻は刻一刻と迫ってきます。
最終的には、空港職員や列に並んでいる方々に「次の飛行機に間に合わないので前に行かせてください」と土下座する勢いでお願いし、入国審査を通過した後は、空港内を荷物を持ってひたすら走ることになりました。
空港や便によって必要な乗り継ぎ時間は異なりますが、この経験から、特に入国審査を伴う乗り継ぎでは、できる限り余裕を持った便を選ぶことをおすすめします。
4. 長時間フライトの過ごし方
ヨーロッパや北米などへの渡航では、10時間を超えるフライトになることも珍しくありません。
😴 到着地の時間を意識して寝る
時差ボケを少しでも軽くするために、飛行機の中では到着地の時間を意識して睡眠を取るのがおすすめです。
搭乗したらスマートフォンや腕時計を現地時間に変更してしまうのも一つの方法です。
例えば、ヨーロッパに夕方到着する便であれば、到着直前までずっと寝てしまうと、ホテルや寮に着いても全く眠れなくなる可能性があります。
「今、日本では何時だろう」と考え続けるよりも、「現地では今何時なのか」を基準にして過ごしてみると、到着後の生活リズムに入りやすくなります。
5. 現地到着後の移動も日本にいるうちに調べておく
「飛行機が目的地に到着したら渡航終了ではありません。
空港から留学先の都市や大学、寮まで移動する必要があります。
ここについても、日本にいるうちにできるだけ詳しく調べておくことをおすすめします。
Google Mapsなどで「空港から寮まで1時間」と確認するだけではなく、以下のような点まで確認しておくと安心です。
- 何番線から電車に乗るのか
- 切符はどこで購入するのか
- クレジットカードは利用できるのか
- 利用する鉄道はどの程度遅延するのか
- 乗り換え時間に余裕はあるのか
- 大きなスーツケースを持ったまま移動できそうか
- 電車が使えなかった場合にタクシーを利用できるのか
- タクシーを利用するとどの程度の料金になるのか
飛行機自体が遅れることもあれば、荷物がなかなか出てこない、鉄道が遅延・運休する、予定していた乗り換えに間に合わない、といったこともあります。
しかも到着日は、長時間のフライトを終え、大きなスーツケースを持ちながら、初めて訪れる土地を移動することになります。
普段の旅行以上に余裕を持った移動計画を立てておきましょう。
また、到着時間が遅い場合や、長時間のフライト後に少し休んでから移動したい場合は、無理にその日のうちに移動せず、空港周辺のホテルに一泊するのも一つの方法です。
まとめ
留学への渡航では、すべてを完璧に準備することは難しいかもしれません。
飛行機の遅延や長い入国審査、鉄道の運休など、自分ではどうしようもないことが起こることもあります。
少し準備しておくだけでも、渡航当日の安心感は大きく変わります。
これから留学へ出発する皆さんが、空港を走り回ることなく、余裕を持って留学生活のスタートを切れることを願っています!
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